お知らせ
3.82021
大手各社がウェブサイトにてアルコールの「グラム」を開示
アサヒ、サントリー、キリン、サッポロいった酒類大手各社が、ビールや酎ハイに含まれるアルコールについて、今まで使用されていた度数とともにグラム量をウェブサイトで開示する取り組みを始める。
これには、今までの度数表示では分かりにくかった摂取の目安を分かりやすく示すことで、「適正飲酒」を促すという狙いがある。
アサヒグループホールディングスは6月までに国内で取り扱う主要商品の全てで目安を示す予定である。一方で、サントリーホールディングスも年末までに主要な酒類で開示する予定である。また、キリンホールディングスはビール・酎ハイなど実際の缶商品のほぼ全てを対象に2024年までにグラム記載に着手する予定である。加えて、サッポロホールディングスも25年までに記載を始める予定である。
なお、厚生労働省によると、生活習慣病のリスクが高まるのは男性の場合が一日当たり40g、女性の場合が一日当たり20gである。この「グラム」表記が進むことにより、さらなるノンアルコールビールの普及が見込まれる。
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