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本記事では、最近製品が増えてきたレモンテイストのノンアルビールをまとめてみました。レモンの風味が追加されると、ノンアルビールの特徴である麦のえぐみを緩和するので、ノンアルビールが苦手な方にもおすすめなカテゴリーです。

そもそも「レモンビール」とは？

本サイトでは、レモン風味のノンアルビールを、レモンノンアルビールと呼んでおります。

しかし、海外においてレモンビールという呼称は正確ではないらしく、南ドイツではレモンビールのことを「ラドラー」、その他ヨーロッパ等の地域では「シャンディ」と呼ぶそうです。

ラドラーはドイツのビアカクテルの1つで、作り方はピルスナー、もしくはヘレスビールとレモネードを1:1でミックスするだけのようです。ラドラーには、自転車乗りという意味があり、自転車乗りの乾いた喉を潤したことから、そう呼ばれているそうです。

シャンディはイギリスのパブに集う男たちの間で古くから飲まれてきたビールベースのカクテルで、語源は不明だそうです。シャンディはジンジャーエールとビールを混ぜるイメージもありますが、レモネード等と混ぜるカクテルもシャンディと呼ばれています。

龍馬レモン

レモンの香りが強いです。 色はレモン果汁が入っているせいか、非常に薄い小麦色です。 一口目から強いレモンの風味を感じます。後味にもレモンの酸味が残ります。 苦みは一切なく、ビールが苦手な女性も非常に飲みやすいと思います。 甘みは程ほどで、夏でもごくごく飲めます。 パナシェというビールにレモンの味を付けたカクテルに対する再現度はぴか一です。 非常に美味しく、万人受けする味だと思いますので、おススメの一品です。

【参考】龍馬レモン

Bavaria0.0% Lemon

果汁が27%も入っているおかげか、レモンの香りを非常に強く感じます。 泡立ちは良く、きめ細かいです。 色は薄目の黄色です。 一口目から非常に強くレモンの風味を強く感じます。 甘みは若干強いですが、一口目から後味まで味がよくまとまっており、麦のえぐみも感じません。 後味はすっきりしており、お風呂上りのがぶ飲みにも最適です。 レモン風味のノンアルビールとしては、非常に再現度が高いため、是非ご賞味あれ。

【参考】Bavaria0.0% Lemon

Krombacher Radler Non-alcoholic

Krombacher社製のノンアルビールは泡立ちが非常によく、きめ細かでのど越しが非常に良いです。 レモンの爽やかな香りと、麦の香ばしさを感じます。 色はレモン果汁が入っているため、薄い黄金色です。 苦みは弱く、後味に甘みを感じます。 レモン風味のお陰でノンアルビール特有である麦のえぐみを感じません。 まさにビール大国ドイツを代表するレモン風味のノンアルドリンクです。ビールを飲んでいる雰囲気を味わえる且つ飲み物として美味しいため、非常におすすめの商品です。

【参考】Krombacher Radler Non-alcoholic

禁酒時代のヒール

パッケージに禁酒法時代の様子が描かれており、非常に刺激的です。 泡は強くありませんが、きめ細かいです。 色は若干薄い小麦色です。 弱めの麦の香りがします。 一口目はビールとりんごの味が合わさり、心地よいハーモニーを奏でます。 途中はリンゴの爽やかな味が勝りますが、最終的には香ばしい麦の味が残ります。 エールタイプということで、温くなっても美味しく楽しめます。 充分美味しいですが、りんごやレモン果汁がないバージョンを試してみたいです。

【参考】禁酒時代のヒール

青島ノンアルコールビールレモン

泡の立ちは非常に良いです。 色はかなり薄めの黄色です。 レモンの香料を強く感じます。 一口目から酸味を強く感じますが、途中からかなり甘くなります。 途中からはほぼ甘みしか残りませんので、甘いものが好きな方向きです。 ほぼレモンスカッシュのため、再現性は高くないです。青島は普通のビールタイプのノンアルを飲みましょう。

【参考】青島ノンアルコールビールレモン