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のんある探訪:Newcomer Mocktail(渋谷パルコ)

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Newcomer Mocktailは、誰でも楽しめるノンアルコールカクテル「モクテル」をフィーチャーしたイベントであり、渋谷パルコにて2023年7月23日に開催されました。

千葉のMitosaya薬草園蒸留所とパルコが手掛ける今年の5月にオープンしたばかりの充填場「CAN-PANY」、店舗を持たない神出鬼没のノンアルコール専門店「Bar Straw」、日本の里山に眠る原生植物からドリンクを生み出す「日本草木研究所」、愛媛県の柑橘農家による無添加の美味しいジュース「TangerineSB」のドリンクが楽しめるイベントです。

ここでしか飲めないイベント限定モクテル他、持ち帰りできるボトル、缶ドリンクの販売も行われていました。

行き方、営業時間

渋谷パルコは、渋谷駅から徒歩6分程度の場所にあり、アクセスが良いです。

今回のイベントは一日限りの期間限定で開催しており、営業時間は12:00~20:00でした。

外観、雰囲気

ComMunEは渋谷PARCO10階にオープンした、インディペンデントな仲間と未来のSHIBUYA をキュレーションする場所として位置づけられた場所です。普段はシーズンに合わせたモクテルやカクテル、フードを提供するフレキシブルなIKI-BA(粋場)というお店や、メキシコ料理を提供するTAKOBARが併設されております。

参加ショップ

mitosaya × CAN-PANY

mitosayaは千葉県夷隅郡大多喜町にある蒸溜所です。 自社で栽培する果樹や薬草・ハーブ、全国の信頼できるパートナーたちの作る豊かな恵みを使い、発酵や蒸留という技術を 用いてものづくりを行なっています。 「自然からの小さな発見を形にする」をモットーに、蒸留酒をはじめ、季節の恵みを閉じ込めた加工品、プロダクトなどをリリースしています。

また、CAN-PANYは今年の5月にオープンしたばかりのノンアルコール飲料の製造・充填を行う都市型のボトリング工場です。 CAN-PANY という名前は「充填する仲間」という意味の新しい言葉。 美しくて機能的で衛生的な工場から、旬の素材を使った炭酸飲料や、オリジナリティーのあるレシピからつくられたモクテルが生まれています。

【参考】CAN-PANYのHP

Instagram:@can_pany

Bar Straw

2019年より店舗をもたないノンアルコール専門のドリンク事業として活動されております。渋谷 PARCOの花屋「THE LITTLE BAR OF FLOWERS」にて月1の定期営業を中心に、 レストランのメニュー開発、フードペアリングイベント、ケータリングなどを行っていたこともあります。 最新のイベント情報などはInstagramにて更新しているようです。

Instagram:@bar_straw

日本草木研究所

日本の里山に眠る美味しい原生植物たちを日々研究し、ドリンクやフードに活用することで里山のおいしい経済循環をめざすブランドです。

TangerineSB

愛媛県宇和島市でみかん農家をしています。 自分たちが収穫したみかんをボトルジュースにして販売しており、一杯からでもボトルでも購入頂けます。

Green Thanks Supply × NULL

NULL(ナル)は、天然素材や廃材を粉砕し塗料化、対話しながら「既にあるもの」を生かす多様なものづくり・空間・人と人との関係性をデザインしていくプロジェクトです。

今回は、墨田区京島の植物屋兼ギャラリーgreen thanks supplyとの対話から生まれた、大量に廃棄されてしまうプラスチックポットにNULL塗料を施した“Dorori Pot”と、相性の良い育てやすい植物を販売します。 また、NULLメンバーがPRするインド製のVISION GLASSを使用した“Dorori Glass”も並びます。

ノンアルコールのメニュー

mitosaya × CAN-PANY

mitosaya × CAN-PANYのノンアルコールメニューは全部で3品ありました。

OUR TONIC:550円(税込 以下、価格は全て税込)

カロンジやアジョワンシード、ローズマリー、オレガ、レモン果汁、グラニュー糖を使用しております。

GINGER SODA Everlasting Summer:550円

生姜やパイマックルー、レモングラス、レモン果汁、レッドチリ、てんさい糖、麦芽水飴を使用しております。

SANSHO ZEST:550円

レモン果汁や青山椒、フェンネル、ミント、グリーンカルダモン、レモン果汁、てんさい糖を使用しております。

Bar Straw

夏の瓜三兄弟:880円

CAN-PANYとのコラボで、OUR TONICやスイカ、メロン、きゅうり、透明ミルク、ノンアルコールジンを使用しています。

森の大葉グリーンティー:880円

日本草木研究所とのコラボで、草木蜜や大葉、緑茶、パセリを使用しています。

みかんブリュー珈琲トニック:880円

TangerineSBとのコラボで、南柑20号抽出コーヒーとトニックウォーターを使用しています。

頂いたメニュー名

GINGER SODA Everlasting Summer

ショウガの香りを強く感じます。
色は薄く濁った橙色です。
最初はさっぱりした味ですが、てんさい糖や水あめの甘みを徐々の感じます。
後味はスパイス(レッドチリ)が効いており、非常に辛いです。おしゃれなバーのジントニックという感じで、非常に美味しいです。
夏の夕日を見ながら、キンキンに冷えた堂のコップで飲みたい一品です。

mitosaya × CAN-PANYへのインタビュー

今回はお忙しい中、Project Managerである佐伯様とChief Recipe DeveloperのJUNERAY様にインタビューさせていただきました。

なぜ今ノンアルコールドリンクの商品を販売しているのか?

市場の伸びを感じていることが一番大きい。全国の農家から食材が届き、クラフトドリンクのOEM製造が増えてきている。積極的にノンアルコールドリンクとしての発信がしておらず、アルコールとか関係なく美味しいドリンクをつくりたいという一心で商品を開発している。

また、今後はECサイトの開設も予定している。

商品の開発は誰が行っているのか?

Chief Recipe Developer(レシピ開発チーフ)であるJUNERAY様が開発している。JUNERAY様は、幅広いメディアでライター、フリーバーテンダー、フラワーデザイナーとして活動中である。

普段はどこで営業しているのか?

CAN-PANYに関しては、普段清澄白河に工場及びお店を構えている。モクテルを楽しむことができるカフェのようにおしゃれなドリンクバーも併設されており、火から金曜日(祝日除く)の12:00〜16:00で営業している。

清澄白河のお店の雰囲気は?

バーとうたっているもののカジュアルな雰囲気で、隣の保育園の園児等と挨拶を交わせるほど地域に密着している。客層は若い人から年配まで幅広く、付近にある現代美術館の訪問客や周辺住人が多い印象である。年齢層は20代から40代が多い。

製造工程はスケルトンになっているため、充填の様子が見え評判が良い。

今回イベント出店時の客層はどのような方が多いか?

海外の方が多い印象である。日本の方も多いが、スターバックスに行く客層と被っている感じはある。

※参考情報として、渋谷パルコの顧客は海外国籍の方が二割を占めているそうです(パルコ様確認)

今回イベント出店時の目玉はなにか?

千葉県の大多喜町で採取されたフレッシュハーブを置いており、カスタマイズができるようにしたことで、ワクワク感を出している。

Bar Strawへのインタビュー

今回はお忙しい中、店長である赤坂様にインタビューさせていただきました。

なぜ今ノンアルコールドリンクの商品を販売しているのか?

ノンアルコールやアルコール関係なく、美味しいドリンクを飲みたいという興味から開発・販売している。

普段はどこで営業しているのか?

同じ場所に店舗を構えているのではなく、イベント開催時に月一程度出店している。過去にはパルコで出店もしていた。

商品の開発は誰が行っているのか?

基本的には赤坂様が開発している。赤坂様は普段バーで働いており、季節ごとにモクテルを開発している。

今回イベント出店時の客層はどのような方が多いか?

30代が多い印象である。フラッと立ち寄っていただいた印象で、興味もってモクテル飲んでくれた。

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