この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

そもそも痛風とは？

痛風とは、尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。20歳以上の男性がかかりやすい病気だそうです。

医学研究が進み、良い薬も開発されたため正しい治療を受ければ全く健康な生活が送れます。しかし、放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、体のあちこちに結節が出来たり、腎臓が悪くなったりする重大な病気でもあります。

【参考】痛風・尿酸財団

プリン体と痛風の関係

痛風は尿酸が蓄積された場合に起こる病気であると前章で述べましたが、尿酸とは、プリン体という成分が肝臓で分解されて生じる老廃物です。よくビールにはプリン体が含まれていると言われますが、まさに痛風の原因になるのです。

プリン体と聞くと、身体に良くないイメージがありますが、実際は私たちの体内でも生成されており、細胞の代謝、また増殖などを助ける重要な役目を担っています。体内で利用しきれなかったプリン体は、尿酸となって体外に排出されます。

しかし、尿酸は一定量までは血液に溶けますが、それ以上になると溶けきれません。プリン体を摂取しすぎると、痛風に近づいてしまうのですね。

【参考】大正製薬　生活習慣ケアコラム

痛風にならないノンアルコールビールは？

本サイトでは、ノンアルコール「ドリンク」をアルコール度数1%未満かつお酒風味という二つの条件を満たした飲料と定義します。お酒風味という条件は、お酒の味を目指したものということです。そのため、お酒の味を目指していないコーラやオレンジジュースはノンアルコールドリンクと呼ばないこととします。

要するに多少アルコールを含むドリンクもノンアルコールドリンクと言われることがあるのです。

ちなみに、皆様が普段から飲んでいるソフトドリンク等は、アルコールを含んでいないのでしょうか。実は、ソフトドリンクと呼ばれる飲料の中にもアルコールを含んでいるものがあります。それは、天然果汁を含む飲み物です。アルコールは、身近な飲み物にも含まれている可能性があるのです。

【参考】ノンアルコールドリンクの定義

また、痛風にならないためには、製品を選択する際にプリン体が含まれていないものを飲む必要があります。今回は、ノンアルコールかつプリン体を含まない製品を紹介したいと思います。

①うまみ搾り

 香りはビールらしい麦の雰囲気 があり、良いです。 ただ肝心の味に問題ありです。 飲んだ瞬間にくせのある甘味が口に広がり、 ビールらしくありません。  さらに 後味の酸味が強く 、個人的にはおススメできません。 ビール好きというより、 尿酸値が気になる方におススメ のドリンクです。

②龍馬1865

飲んだ感想としては、 苦みやコクがビールに近い味 と言えます。 おそらく ロースト麦芽 を使用していることが一番の理由かと思われます。 個人的には、 日本のノンアルコールビールの中ではかなりビールの味に近い です。 後味はすっきりしており、まさにビール好きのためのビールといった感じでしょうか。 多少価格は高めですが、是非飲んでいただきたいです。

③クリアフリー

色は若干濃い黄金色です。茶色に寄っているかもしれません。 香りは麦よりもホップの香りを強く感じます。 非常にキレがあり、爽快感があるため、オリオンビール本家の味に多少近いかもしれません。 甘味はほとんどない一方、苦みは強めです。 後味は非常にさっぱりしています。 夏の時期に外で飲みたいビールです。

④オールフリーライムショット

見た目はコロナビールみたいに薄目の色です。 泡立ちはそこそこ良いです。 香りはライムの爽やかな風味を感じます。 一口目からライムの味を強く感じ、次いで麦味が口に広がります。 後味もライムが強めで、まるでビールにライムを一搾りしたような味です。苦みもしっかり感じます。 本当に美味しく、ライムを絞ったビールとしての再現性は高いため非常におススメです。