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1ヶ月間の禁酒チャレンジ:「Dry January」とは

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Dry Januaryとは

Dry Januaryとは、英国の団体であるAlcohol Change UKが2013年から始めたキャンペーンです。Alcohol Change UKは、英国中でアルコール問題を抱える人々を支援するための方針の策定や、問題の解決ができるよう支援している団体です。

キャンペーンの内容は1月の31日間、食事からアルコールを抜くことです。これはお酒の飲み過ぎや飲み過ぎを心配する人たちが、飲酒のペースを落とすためのものです。また、リフレッシュして健康的な1年をスタートさせたい人のためでもあります。米国では何百万人ものアメリカ人参加すると言われており、1ヶ月間の禁酒チャレンジでアルコールを断ちます。

特に女性にとって、Dry Januaryのキャンペーンは有益なように思えます。科学的研究によれば、飲酒する女性は男性よりも脳や心臓にダメージを受けやすいと言われています。例えば、アルコールは女性の口、喉、食道、肝臓、結腸、乳房のがんのリスクを高める。また、肝硬変やその他のアルコール関連肝疾患のリスクは男性よりも高く、アルコール依存症になるリスクも高いと言われています。

しかし、健康上のリスクがあるにもかかわらず、アルコール消費量の男女差は縮まっているようです。是非、新年の抱負リストにDry Januaryを加えることを検討してみてはいかがでしょうか。

【参考】休肝日は必要?休肝日に楽しみたいノンアルコールドリンク

禁酒のメリット

研究によると、お酒を比較的のむ人は、短期間のアルコール断ちでもすぐに健康上のメリットが得られると言います。その中には次のようなものが挙げられます。

・より良い睡眠
・気分とエネルギーレベルの改善
・エネルギーが増すことによる身体活動の増加
・食事制限が改善され、空カロリー摂取が減ることによる食生活の改善
・がん、インスリン抵抗性、血圧に関係する成長因子の減少
・肝臓脂肪と血糖値の減少

【参考】ノンアルコールドリンクで高血圧は防げるのか?

【参考】痛風関係なく飲めるノンアルコールビールはあるのか?

Dry Januaryに関連するイベント

Dry Januaryのキャンペーンに関連して、日本でもイベントが実施されています。株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区、以下パルコ)では、毎年1月前後にDry Januaryに関連したノンアルコールドリンクのイベントを実施しています。

今年の2024年は2月10日(土)に渋谷PARCOにて、ノンアル・ローアルドリンクを提供、販売するカフェイベント「ノンアル・ローアルボトルショップ&バー」を開催するようです。

開催を記念して、会場では「大人のノンアル」「ノンアルコールをつくること」をテーマにスペシャルトークを実施いたします。このイベントを通じて、新しい大人の飲み物であるノンアル・ローアルの可能性と魅力を発信していくようです。

【参考】プレスリリース

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